2018/11/26
SPイベント オフィシャルレポートを公開!
11月24日(土)に春日部市民文化会館 大ホールにて開催されたスペシャルイベント「~紅葉舞ウ帝都ノ秋~」のオフィシャルレポートを公開!
イベントには木村珠莉さん(久世ツグミ役)、梶裕貴さん(尾崎隼人役)、岡本信彦さん(鴻上滉役)、逢坂良太さん(星川翡翠役)、木村良平さん(鵜飼昌吾役)、鈴村健一さん(汀紫鶴役)、夏樹リオさん(朱鷺宮栞役)、宮下栄治さん(杙梛役)ら総勢8名の豪華キャストが勢揃いし、アニメの振り返りやゲームコーナー、朗読劇などが行われました。
以下 本イベント第1部のレポートになります。
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ツグミ、紫鶴、朱鷲宮、昌吾の影ナレによる諸注意の後、最初のコーナーでは監督をはじめスタッフが選んだお好みのシーンでアニメを振り返りました。まずは第陸章から「新米の燕野太郎巡査からの差し入れのせんべいをみんなで食べるシーン」。スタッフからは選んだ理由としてフクロウのメンバーたちの仲の良さを見せられるように作ったとのコメントが。キャストからはニルアドは食事のシーンが多く、楽しく演じられたといった感想が聞かれました。ここで制作スタッフからお煎餅の差し入れがステージに登場するとキャスト同士で食べさせあったり、味見で頬張りすぎてうまく喋ることができず笑いを誘う場面も。
続いて、第弐章から杙梛の初登場シーン、第壱章から朱鷺宮の初登場シーン、第玖・拾章から四木沼喬の登場シーンが紹介され楽しいトークを展開していきました。そして最後に紹介されたシーンは、第陸章からナハティガルで母の思いを聞いて泣く翡翠の感動的なシーン。このシーンについて制作スタッフから「アニメーターさんの頑張りで翡翠の作画にはかなり気合を入れていただき、スタッフの間でも人気のシーンです。」とのコメントが。翡翠を演じる逢坂さんも「想像を超えた絵を描いてくださるのはすごくありがたいこと」とコメントしました。
続いては『稀モノ。本モノ?偽モノ?』と題したゲームコーナーへ。くじ引きで木村珠莉さん、梶さん、木村良平さん、夏樹さんの隼人チームと、岡本さん、逢坂さん、鈴村さん、宮下さんの滉チームに別れ、競いました。第1のゲームは相手チームが音読した本の中から本物の稀モノ(実際に書かれている文章を読んでいる人)を見つけ出していきました。隼人チームが音読した本は犬と話せるようになる本。犬の鳴き声について書かれた本で、それぞれ犬の鳴き声を披露したのちその鳴き声の意味を説明していきました。対して滉チームが音読したのは詩人のエッセイ集。犬語と違い真面目なエッセイながら、春日部で有名なキャラクターをはじめ別作品のキャラクターのものまねで音読するなど、出演者たちのアドリブに笑いが巻き起こりました。
第2のゲームではある事柄について説明が書かれたカードと白紙のカードが出題者側へ配られ、白紙のカードを選んだ人はアドリブで読んでいることを悟られないように説明し、相手チームは二人のうちどちらが白紙のカードを選んだのかを当てるゲーム。説明文が書かれているのにたどたどしく読んでみせたり、白紙でもさもそこに説明文が書かれているかのように流暢に読んでみせたりとアドリブ力と演技力が求められます。滉チームからは鈴村さんと、逢坂さんがトーマス・エジソンのエピソードを紹介。隼人チームからは木村良平さんと梶さんが大型のインコであるヨウムについて説明してみせました。トータルでゲームに勝利した隼人チームには図書カードがプレゼントされました。
ゲームコーナーの後はこの日のために書き起こされた朗読劇へ。ナハティガルの事件から5ヶ月後、紅葉も始まりピクニックのため春日部にやってきたフクロウの面々と杙梛たち。急な雨で森へ駆け込むと空き家となっている一の宮子爵の別荘を見つけ雨宿りをするのだが、そこに住んでいた書生の日記が稀モノとなって現れる。その影響を受けて書生が抱いていた一の宮子爵のお嬢様への切ない気持ちが隼人、滉、翡翠、昌吾、紫鶴を通して語られていきました。途中観客席のペンライトを紅葉に見立てるなど参加型の珍しい朗読劇に加え、稀モノに宿った書生の思いをキャスト陣それぞれがひとり語りするなど見せ場もあり、キャスト陣の演技に魅了される朗読劇となりました。
イベント最後にはキャスト陣から感想が語られ、木村珠莉さんからは「私はアニメから久世ツグミちゃんの声を演じさせていただきましたが、ゲームでは(プレイをしている)皆さんが久世ツグミで、今日はたくさんの久世ツグミさんに会えて嬉しかったです。これからもニル・アドミラリの天秤をよろしくお願いいたします!」とメッセージを贈りイベントを締めくくりました。