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2018/03/05

3月3日(土)開催 先行上映会イベントレポート

4月よりTOKYO MX他にてTVアニメの放送を開始するオトメイトの人気恋愛アドベンチャーゲーム『ニル・アドミラリの天秤 帝都幻惑綺譚』を原作とするTVアニメ『ニル・アドミラリの天秤』が、その放送に先駆けて第1話、第2話の先行上映会を3月3日(土)ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて開催されました。当日は久世ツグミ役の木村珠莉さん、尾崎隼人役の梶裕貴さん、星川翡翠役の逢坂良太さんが登壇によるトークショーも行われ、作品や演じるキャラクターについて紹介しました。

先行上映後、MCのハライチの岩井勇気さんによる呼び込みで大きな拍手の中登壇したキャスト陣。早速、第1話、第2話の感想について聞いてみると、アニメではじめて声が付いたヒロインのツグミにについて「イメージ通りでした」と梶さんと逢坂さんが話すと、お客さんからも同意の拍手が木村さんへ贈られました。さらに「原作ゲームのイラストを担当する、さとい先生の魅力的なイラストが美しく映像化されていて嬉しい。」と感想を話しました。そして、今回の先行上映会ではナレーションを下野 紘さんが担当することが発表され、下野さんのナレーションが独特なことについて、作品の時代設定である大正時代の雰囲気に合わせた演出が付いているのだとか。

キャラクターの紹介で木村さんは久世ツグミについて「ショッキングな出来事に出くわしたことにより「アウラ」という「稀モノ」と呼ばれる本が放つ炎が見えるようになり、これをきっかけに、帝国図書情報資産管理局(通称:フクロウ)に入ることになります。華族出身のお嬢様で優しい人たちに囲まれて育ったのでいい意味で世間知らずでピュアな女の子です。」、
尾崎隼人について梶さんは「皆を引っ張る熱く明るい男。皆からも慕われていてフクロウの活動に熱意を持って頑張っています。演じていてもとても気持ちの良い男だと思います。」、
そして星川翡翠について逢坂さんは「真面目で良い子。一番年下なのですが誰よりも大人びていてしっかりしています。」と紹介しました。その他の登場人物も紹介され、その中で朱鷺宮栞(ときみやしおり)役を演じる夏樹リオさんが杙梛(くいな)のペット“ペリ”の声も担当しており、監督から「「キュキュッ」という鳴き声がまるで日本語で話しているかのように聞こえるぐらいの、絶妙なところで演じてみてください。」という演出があったという裏話が紹介されました。

アフレコ現場について聞かれると「共演の機会も多く、色々な場所で仲良くしていたり、お世話になっている方が多いので和気あいあいとした空気感で収録しています。」と梶さん。そして男性が多い現場ということで木村さんが寂しそうに見えたと話すと、木村さんは「はじめの頃はドキドキ緊張していました。私は割りと女性が多い現場が多いので最初は大丈夫かな?と思っていました」と収録当初の現場の様子を振り返りました。さらに第1話ではセリフ量が多く喋り通しということ、アニメで初めて声が付くヒロインを演じるということでプレッシャーもあったことを明かしました。

演じるキャラクターが『稀モノ』と呼ばれる著者の思いが宿り、読んだ人に影響を与える本を調査・管理する『帝国図書情報資産管理局』、通称フクロウに所属しているということで、最近読んだ本を聞いてみると逢坂さんは様々な辞典や図鑑を見るのが好き、木村さんは寝る前にエッセイを読むと答えると、梶さんも星野源さんのエッセイが面白いと紹介しました。

この日のトークショーでは放送情報が解禁された他、Blu-ray、DVD 第壱巻の発売が6月29日(金)に決定し、映像特典に「放送直前特別番組~ようこそ帝国図書情報資産管理局へ~ ディレクターズカット版」を収録。イベント優先応募券やブックレットが封入されることが発表されました。

最後はキャストからファンへ向けてメッセージが送られ終演となりました。
逢坂さん
「これからどんどん面白い展開になっていくと思います。それぞれのキャラクターのルートもちゃんと描かれているので、楽しみにしていただければと思います。最後までお見逃しなく。よろしくお願いします。」
梶さん
「どのキャラクターのファンの皆様も楽しんでいただける内容になっていると思います。シリアスでありながらちょっと笑ってしまう演出もあったりしますので、最後まで欠かさずにご覧いただければと思います。」
木村さん
「ゲームをプレイしてみて、キャラクターも素敵ですしお話も本当に面白く惹き込まれました。それをアニメで余すところなく描いていると思いますので、期待して最後までご覧いただけたらと思います。ツグミがどのように成長していくかも最後まで見守っていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。」